既に母が亡くなっており、母のB型肝炎に関する検査結果は何もない状況でした。弁護士さんが、何とかやってみましょうと言ってくださり、生前の可能な限りの医療記録や親族の陳述書、死亡診断書などを提出した結果、和解することができました。私が一次感染者として給付金を支給されたことで、慢性肝炎を患っている息子も二次感染者として提訴できることになりました。
既に母が亡くなっており、母のB型肝炎に関する検査結果は何もない状況でした。弁護士さんが、何とかやってみましょうと言ってくださり、生前の可能な限りの医療記録や親族の陳述書、死亡診断書などを提出した結果、和解することができました。私が一次感染者として給付金を支給されたことで、慢性肝炎を患っている息子も二次感染者として提訴できることになりました。
みおさんに依頼してすぐに母が97才で亡くなってしまいました。95才の時の血液検査データしかありませんでした。姉が健在でしたので姉に検査を受けるよう頼みましたが、検査を受けた病院がシステムの不具合で表示を間違えていたりと、紆余曲折ありました。病院に正しい表示のデータを出し直してもらうなど少し手間がかかりましたが和解することができました。
“健在の姉に検査を依頼したところ、キャリアであることが判明。母の医療記録と85歳時の血液検査で申立。年長の兄弟がほかにいるという指摘と母のデータをさらに提出するようにという補正があり、ほかの年長の兄弟はすでに死亡しているという戸籍類と母の死亡診断書を取得し提出する。しかし、さらに医療記録を取得するように補正がきたため、生前に通院していたと思われる病院の医療記録の不存在証明を揃えて提出。和解となった。
肝がんによる死亡ではあるが、生前に病態診断書をとっておられたのでそれを提出しているためか、認定は「肝がん」となっている。”
昔のことで複雑な事情があり、戸籍上の母は実母ではありませんでした。実母と親子関係を証明したうえで、実母がB型肝炎キャリアではなく、実母からの二次感染ではないことを証明しなければいけませんでした。弁護士の先生からアドバイスをいただき、実母との親子関係が証明できるDNA鑑定報告書や戸籍が誤っている事情などを説明した報告書などを提出して、無事和解することができました。