妊婦健診で
B型肝炎ウイルスの感染
がわかった方
赤ちゃんは大丈夫?私は支給対象者?お医者様のアドバイスを受けると共に、みお綜合法律事務所にもご相談ください。
赤ちゃんは大丈夫?私は支給対象者?お医者様のアドバイスを受けると共に、みお綜合法律事務所にもご相談ください。
妊娠中にB型肝炎ウイルスの感染がわかったら、とても心配です。このページでは、そんな心配を抱える妊婦さんに向けて、赤ちゃんへの感染予防策や、妊婦さんの給付金請求について説明しています。
この記事でわかること
こんな人におすすめの記事です
給付は、基本的には、過去の集団予防接種でB型肝炎ウイルスに感染された一次感染者か、一次感染者である母か父から感染した二次感染者が対象ですが、国が定めた、対象者であることを証明する資料を収集して提出する必要があります。
この制度は、2027年3月31日までの期間限定です。資料集めや手続きにかかる時間(約1年~1年半)がありますので、お早めのご相談をお勧めします。あなたが対象者かどうかお調べするのは無料ですし、ご相談は何度でも、ご契約前でも無料です。
国との交渉は形式的な裁判で進められますが、弁護士が代行しますので、お客様が出向く必要は一切ありません。資料の収集についても、戸籍やカルテの収集など代行可能なことはオプションで承っておりますのでご安心ください。
今は何ともなくても、突然発症する場合があるのがB型肝炎の怖さです。乳幼児期にB型肝炎ウイルス(HBV)に感染すると、90%以上の方が、体内に多くのB型肝炎ウイルスが潜伏している状態の「無症候性キャリア(HBs抗原陽性)」になります。現在自覚症状がなく、検査数値も正常な方、飲酒をしない方でも、年齢を重ねるうちに、急に肝炎を発症し、慢性肝炎、肝硬変、さらには肝がんへと進行する危険性が高まりますので、ご家族のためにも、無症状で体調の良いうちに手続きをしておかれることをお勧めします。
既に「無症候性キャリア」の給付金対象者と認められていれば、万一、B型肝炎や肝硬変、肝がんが発症した場合、必要な手続きを行えば、病状に応じた追加給付金が受けられます。
さらに、発症の早期発見と重症化予防の費用や、ご家族への感染防止医療費用の支給も受けられます。
ご心配なことと思いますが、胎内感染の可能性は5%以下といわれており、出生後の検査でわかります。残念ながら今のところ胎内感染の予防はできません。
多くの場合、分娩時に、B型肝炎ウイルスに感染しているお母さんの血液に触れることで感染するので、昭和61年(1986年)以降、新生児に生後すぐ抗体(Y_グロブリン)を投与して感染を予防し、その後ワクチンを注射して、ウイルスが体内に残る(キャリア化)のを防ぐようになりました。この方法で、新生児の9割以上が母子感染するのを防ぐことができるようになったといわれています。
あなたが給付金の対象者なら、あなたのご両親やごきょうだい、他のお子さんも感染者として支給対象者になる可能性があります。さらに、パートナーが感染されている可能性もありますので、B型肝炎の検査を受けていないご家族は、検査を受けられることをお勧めします。