未発症の方
(無症候性キャリア)
B型肝炎は、自覚症状がなく検査数値が正常でも、突然発症・重症化することがあります。未発症のうちに手続きをしておくメリットをご紹介します。
※無症候性キャリア:体内に肝炎ウイルスが存在し続けているが、症状が出ていない方のこと
B型肝炎は、自覚症状がなく検査数値が正常でも、突然発症・重症化することがあります。未発症のうちに手続きをしておくメリットをご紹介します。
※無症候性キャリア:体内に肝炎ウイルスが存在し続けているが、症状が出ていない方のこと
B型肝炎の症状がない無症候性キャリアの方でも、給付金を請求することができます。
このページでは、B型肝炎を発症していない方が給付金を請求するメリットと、具体的な手続きについて詳しく解説しています。
この記事でわかること
こんな人におすすめの記事です
乳幼児期に、B型肝炎ウイルス(HBV)に感染すると、90%以上の方が「無症候性キャリア(HBs抗原陽性)」になります。体内に多くのB型肝炎ウイルスが潜伏している状態なので、現在自覚症状がなく、検査数値も正常な方、飲酒をしない方でも、年齢を重ねるうちに、急に肝炎を発症し、慢性肝炎、肝硬変、さらには肝がんへと進行する危険性が高まります。
「無症候性キャリア」の方への給付額は、感染後20年以上経過の方・・・50万円、感染後20年未満の方・・・600万円です。
高齢化するにつれて発症や重症化のリスクも高まるため、「無症候性キャリア」で、感染後20年以上経過された(給付額50万円)方には、検査費用の援助があります。また、ご家族へのB型肝炎ウイルス感染予防のための医療費も支給されます。
既に「無症候性キャリア」の給付金対象者と認められていれば、万一、B型肝炎や肝硬変、肝がんが発症した場合、必要な手続きを行えば、病状に応じた追加給付金が受けられます。未発症の体調の良いうちに手続きをしておけば、後々安心です。
母子手帳、予防接種台帳、カルテなどの破棄や散逸の可能性が高まります。
現在、2027年3月31日までの手続きが必要とされています。
さらに、発症後、提訴までに20年が経過すると、支給額が1/4になることもあります。
病状に準じた給付金(ご遺族には生前の病状に応じた給付金)が国から支給されます
弁護士さんが必要な資料のことを丁寧に説明してくださり、面倒ではありましたが、確実に集めることができました。裁判所に提訴していただいてからは特に問題なく、1年足らずで和解になりました。
先に弟がみおさんにお願いして、給付金の受給が決まっていましたが、家族関係が複雑で、弟のときに使った資料は使えないと分かりました。でも、弁護士さんが過去の経験をもとに、すぐに代替資料を提案してくださったので、安心してお任せすることができました。