「みお」におまかせブログ

B型肝炎給付金請求の資料収集や手続き方法など、B型肝炎給事務局チームがお答えしています。

解決事例
解決事例
2022.9.5
投稿者:みお綜合法律事務所

B型肝炎訴訟の流れと和解成立までのペース

最近、また国の審査のペースが滞ってきています。提訴数が増えているのか、国の担当者の異動で慣れない方が担当しているのでしょうか。

たとえば8月5日に和解できた例について、提訴からどれくらいで和解できたかを以下にご紹介しましょう。

提訴から和解までの流れは以下の通りです

【訴状提出】⇒国(法務局と厚生労働省)の審査⇒【最初の回答⇒【和解】

または

⇒【資料追加の要請(1回目)】⇒追加資料の提出(1回目)⇒【和解】

または、【追加資料の要請(2回目)】⇒追加資料の提出(2回目)⇒【和解】、または【追加資料の要請(3回目)】・・・・以下同じ

となります。

最短で和解できたのは令和3年5月29日に提訴した分で、和解まで1年3か月かかってます。最初に提出した資料のみで和解できました。今回和解した件で、令和3年3月3日以降提訴分はすべて最初に提出した資料のみで和解できていますが、それでも1年5か月かかっております。従って、現在は、提訴から最短で1年3か月から5か月ということです。

 

追加資料の提出を求められた場合には、追加資料を提出してからさらに1年程度審査に時間がかかっています。令和2年10月に提訴した分などが1回の追加資料の提出で和解ができているのですが、この場合提訴から1年10か月かかっています。このあたりの分は最初の審査の回答が1年足らずできていましたので、提訴から2年弱で和解ができていますが、今は最初の審査の回答まで1年3か月程度かかていることからすると、今後の和解のペースは従来よりも2か月程度ずつずれこんでいくのが予想されます。

 

時間がかかることについてはご依頼者様には本当に申し訳なく思いますが、私たちでできることは迅速に対応させていただきます。すなわち、ご依頼者様から資料をいただいたらすぐに返事をする、資料が揃ったら速やかに提訴する、国から追加資料の提出を求められたら最短でレスポンスするを徹底しています。(弁護士 澤田有紀)

提訴日

H30.4.6 死亡 3600万円
H31.3.13 死亡 3600万円
R2.1.24 無症候性キャリア 50万円
R2.10.12  慢性肝炎 1250万円
R2.10.2 慢性肝炎 1250万円
R2.10.8 無症候性キャリア 50万円
R2.10.9  無症候性キャリア 50万円
R2.3.19 肝がん 3600万円
R2.4.16 慢性肝炎 1250万円
R2.5.29 慢性肝炎 1250万円
R2.6.18 慢性肝炎 1250万円
R2.6.18 無症候性キャリア 50万円
R2.6.24 肝硬変(軽度) 2500万円
R2.8.18 慢性肝炎 1250万円
R2.9.16 慢性肝炎 1250万円
R3.3.3 無症候性キャリア 50万円
R3.3.6 無症候性キャリア 50万円
R3.4.15 肝硬変(軽度) 2500万円
R3.4.17 無症候性キャリア 50万円
R3.4.28 無症候性キャリア 50万円
R3.4.28 無症候性キャリア 50万円
R3.4.29  慢性肝炎 1250万円
R3.5.25 無症候性キャリア 50万円
R3.5.25 無症候性キャリア 50万円
R3.5.29 無症候性キャリア 50万円
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