「みお」におまかせブログ

B型肝炎給付金請求の資料収集や手続き方法など、B型肝炎給事務局チームがお答えしています。

母子感染
母子感染解決事例解説
2025.1.28
投稿者:みお綜合法律事務所

きょうだい全員がキャリアでも母子感染ではなかった事例

「母親が死亡しており母親の検査結果が現存せず、きょうだいみんながキャリアである」というケースで、ご相談者様から、きょうだいもみんな同じ地域で集団予防接種をうけているからみんな予防接種で感染したっていうことにはならないんですかというご質問を受けました。

答えは、「そういうこともあり得ます。」

B型肝炎のキャリアで、姉も弟もキャリアときけば、たいていの医師は「母子感染ですね」とおっしゃると思います。医師に言われなくても、そう思い込んでいる方は多いと思います。このような例ではお母さんについてB型肝炎キャリアかどうかの検査をしていないのにそう思い込んでいただけということが多いです。

実際にお母さんにB型肝炎給付金請求で定められたキャリアの判定のための血液検査を受けていただくと、「お母さんはキャリアではない」という判定になったという事例はたくさん経験しています。

B型肝炎給付金請求においては、お母さんの検査結果が基本合意で定められた要件でキャリアではないという判定になれば、「母子感染ではない」ということになります。幼少期にどういう経緯で感染したのかということは神のみぞ知ることで、誰にもわかりませんが、給付金請求においては国と弁護団の基本合意で、「そういうことにしましょう」という取り決めになっています。

※基本合意で定められた要件とは以下のとおりです

キャリアではないことを証明:HBS抗原陰性でかつHBc抗体が陰性又は低力価陽性の検査結果で判定。ただし、母親が死亡している場合には、80歳未満の時点のHBs抗原陰性の検査結果のみでも可

母親が死亡しており、基本合意で定められた検査結果が存在しない場合でも、和解が認められた例については、ブログでもご紹介したとおり、当事務所で多数の成功例があります。

ということは、母親の検査結果が存在せず、姉も兄もキャリアという状況でもみんな集団予防接種で感染したとして、みんな和解にたどり着ける可能性があるということです。当事務所では、他の事務所で無理ですと言われた例でも、頑張って和解にこぎつけたこともありますので、このような状況の方も諦めずにご相談ください(弁護士 澤田有紀)

母親の検査結果なし和解が認められた成功例は以下のブログをご参照ください

朗報!母子感染の否定:血液検査の結果なしでも和解が成立

朗報続々!母子感染の否定:血液検査なしで和解

 

B型肝炎訴訟についてのお問い合わせ・LINE相談 受付中】
LINEでのご相談は年中無休で担当弁護士が対応!!

➿0120-7867-30(なやむな みお)
【電話受付時間】9:00〜20:00

月別アーカイブ
  • 状況別解決方法はこちら
  • ご相談事例一覧はこちら
  • B型肝炎給付金請求はみおにおまかせブログ
  • B型肝炎給付金請求について弁護士先生に質問する
  • 弁護士がムービーで解説するB型肝炎給付金請求Web説明会
  • 専属の弁護士がわかりやすく丁寧に説明するB型肝炎給付金請求無料個別説明会
  • B型給付金手取り額計算機
  • 気軽に相談できる、みおのB型肝炎給付金請求LINE公式アカウント 気軽に相談できる、みおのB型肝炎給付金請求LINE公式アカウント
  • マンガで分かる!B型肝炎給付金請求制度
弁護士費用の説明はこちら
LINEで相談 LINEで相談