HBc抗体とHCV抗体は違います。

あけましておめでとうございます。

みお綜合法律事務所は,本日より執務を開始しております。

この年末年始にも,多くの方からお問い合わせがありまして,執務開始早々に,メールや返送いただいた相談票の対応に追われております。

B型肝炎給付金請求においては,予防接種により感染したことを証明するためは,まずは「母子感染でないこと」を証明する必要があります。

そこで,「お母さんにB型肝炎に感染してないか調べてもらったら,感染してないといわれました」とか,

「お兄さんに頼んだら,検査してくれたので,検査結果を送ります」という感じで,ご相談いただくことも多いのですが・・・

ですが・・・どのような検査項目について検査してもらったらいいのか,検査を頼む前に,当事務所にきいて欲しい!!です。

というのも,普通,お医者さんに「B型肝炎に感染してないか調べてください」と頼んだら,

HBs抗原と,ついでにHCV抗体を検査されるのが普通です。

それで,「母親(または兄・姉)がどっちも陰性だったので,これでいけますよね」とご相談いただく例が結構ありますが,検査項目が違うのでこれでは,何とも分かりません。

肝炎対策事業の一環として,多くの自治体では,無料で,肝炎ウイルス(B型およびC型)の検査を実施しています。なので,医療機関でB型肝炎に感染していないか調べてくださいと頼んだら,無料でHBs抗原(=B型肝炎ウイルス)と,ついでに,HCV抗体(=C型肝炎ウイルス)の検査を実施するのです。

B型肝炎給付金請求において要求されている検査は,HBs抗原とHBc抗体です。

HBs抗原は,あっているのですが,「HBc抗体」と「HCV抗体」は,なんとなくアルファベットと漢字が似ていますが,全く違う検査項目です。HBc抗体は,過去にB型肝炎ウイルスに感染していたかどうかを調べるもので,陽性でも,数値が低ければ,感染している期間が短い(一過性感染)と判断されますので,母子感染ではないことの資料として使えます。

さきほどの質問に対して,「HCV抗体は関係ないので,もう一度HBc抗体を検査してもらってください。今度は無料ではなく,有料になります。保険適用されないケースでは数千円検査費用が実費でかかります」という答えを何度となくしてまいりました。

なお,以前は,お医者さんにHBs抗原とHBc抗体を検査してくださいという依頼状をみせて検査してもらっても,お医者さんが勝手に肝炎ウイルス検査のことだと思い込んで無料でHBc抗体ではなくHCV抗体を検査してしまう間違いも結構ありました。

最近は,B型肝炎給付金請求をする方が増えてきたことと,当事務所でも書式を改善したことにより,当事務所の依頼状をみせてお医者さんが間違えることはほぼなくなりました。

従いまして,お母さん(お母さんが亡くなっている場合は兄または姉)に検査を頼む前に,当事務所に,どのような検査をすればよいのか是非お尋ねいただき,当事務所の書式を取り寄せてから,検査を頼んでいただきますようお願いします。

資料や書式のご請求は フリーダイヤルでどうぞ

0120-7867-30 (受付は 日曜祝日除く 午前9時から午後5時30分まで)

電話相談も随時受け付けております。
ネットからのお申し込みはこちらから