アディーレ業務停止2か月の衝撃

昨日,アディーレ法律事務所が業務停止2か月の処分を受けたとの報道がありました。

B型肝炎給付金請求についてアディーレ法律事務所は全国的にテレビCMを展開していることから,たくさんのご依頼者の方がいると思います。これまでにも,実は,当事務所に「アディーレに頼んでいるんだけれど・・・事務所を代えたい」とおっしゃってこられたかたが複数おられました。その方は,アディーレが懲戒を受ける可能性があるということを事前に報道などで知って,混乱に巻き込まれたくないのでとおっしゃっていましたが,まさに危惧された通りの事態となってしまいました。

業務停止となると委任契約は当然解除となりますので,ご依頼中の方,すでに提訴している方も,まだ提訴していない方も,これからどうしたらいいのかお困りのことと思います。今日は朝から,「アディーレに依頼しているんだけど,どうしたらいいのか」というお問い合わせの電話が当事務所にちらほらとかかってきています。東京弁護士会がアディーレに依頼中の方への専用ダイヤルを設けて案内をしているようですが,電話が全然つながらないとのことです。

すでに提訴されている場合は,その裁判をそのまま別の弁護士が引き継ぐことができれば,いいのですが,一旦取り下げて,提訴しなおすとなると,印紙代が無駄になりますし,厚生労働省が書類を見る順番がリセットされてさらに遅くなるかもしれません。

まだ提訴されていない場合は,速やかに預けている書類を返却してもらい別の事務所に依頼しなおすことをお勧めします。ただ,アディーレも突然の処分で混乱していると思いますので,すぐに返却してもらえるかどうか心配です。ただ,B型肝炎給付金請求において,母子手帳の原本は別として,カルテや検査結果等,医療機関に原本がありますので,その写しを再度交付してもらうことは可能だと思いますので,原本を返してもらうのが遅れたとしても,あらためて取り直せば問題はないと思います。

いずれにしても,アディーレ法律事務所が業務停止というのは依頼者にとっては,たいへんな問題であります。過払い金,交通事故,B型肝炎給付金請求など,アディーレが広告で大々的に集客している分野は当事務所の取り扱い分野と重なる部分が多いので,依頼者のかたのことを思うと,いてもたってもいられません。なんとか当事務所でお役にたてることができればと思っていますので,お困りの方は,ご遠慮なくお問い合わせください。(弁護士澤田有紀)

(追記10/18)

アディーレから引継ぎの依頼を多数いただいております。提訴済みの件についても,集団訴訟されている東京地裁に連絡し,弁論分離して続行ができることになりました。印紙代が無駄にならず,厚生労働省が書類を見る順番もリセットされずにすみそうです。弁護士費用の点も含め依頼者様に今回の騒動による追加の負担がかからないよう最大限配慮して進めてまいります。