B型肝炎の症状

B型肝炎のキャリア数は,厚生労働省の資料によると,推定110万人から140万人。

その中で,発症している方は,約7万人で内訳は慢性肝炎が約5万人,肝硬変・肝がんで約2万人とのことです。

したがって,キャリアの中で発症している方は,約5%ということで,キャリアでも大多数の方は発症せず,「無症候性キャリア」ということになります。

発症している方はB型キャリアであることを自覚しておられるのですが,無症候性キャリアの方は,そもそもHBVウイルスの検査を受けたことがない方も多いので,ご自身がキャリアであると気づいていない方も相当数いると思います。

キャリアであることを気づくきっかけは,献血というのが圧倒的に多いです。また,女性であれば,昭和61年以降は妊娠した際に必ず検査をすることになっているので,妊婦健診も多いです。

そのほか,医療や介護関係の職業につかれる際には,健康診断の検査項目に含まれていることが多いです。

しかし,発症して初めてキャリアであることを知ったという方もそれなりに多いです。慢性肝炎の場合は,急性増悪の症状で,体がだるく起き上がれないくらいしんどいとか,黄疸の症状が出て病院に行って気づくという例です。

 

また,末期の肝がんになるまで気づかない方も,いらっしゃいます。病院に行ってB型肝炎ウイルスによる肝がんであることを指摘されてから数か月で亡くなってしまったという例もありました。自営業の方で普段から健診を受けておらず,仕事が忙しくて,体調不良があっても我慢していて,相当ひどい症状になるまで病院に行かなかったという方もいらっしゃいました。

このようなケースでは,給付金請求のためのいくつかのチェックポイント(持続感染であることの証明や,幼少期の感染であることの証明のためのジェノタイプ検査)などの要件が医療記録から確認できず,給付金請求を諦めてしまう方もいるのですが,当事務所では,死亡事案をたくさん取り扱っており,手引きで定められた要件が不足していても他の立証手段で国が認めてくれた経験が複数あります。

したがって,他の事務所で断られてもどうか諦めないでご相談ください。

 

発症から短期間で亡くなってしまった方のご遺族の方のお気持ちを考えると,「どうして,感染したのか」と疑問が澱のように心にたまっておられると思いますので,その原因が予防接種であると国が認めるということで,少しはお役にたてるのかなと思っています。

説明会も随時行っております。

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