お知らせ
2023.10.24
和解までの期間について
提訴してから和解まで、どれくらい期間がかかっているのか。最近2年分について、集計してみました。
R4/6月以降はまだ、ほとんど和解ができていませんが、11月提訴分で肝がんを発症されており、至急救済の必要があると上申して、285日で和解ができた例があります。
肝がんや重度の肝硬変で、大至急の救済が必要な方については、国も少しは順番を速めてくれるようです。
◾️R3年9月以前に提訴した件については、「慢性肝炎発症から20年を経過しているが再発からは20年が経過していない」という除斥期間の起算点をめぐる争いで国との基本合意が未了で保留にされている件と膠着状態が続いている数件のみを残し、和解ができております。
以下、令和3年10月以降の提訴分について、まとめました。
・昨年くらいまでは提訴後1年ほどで、最短和解ができていましたが、今年に入ってからは、1年3か月くらい国からは「音沙汰ナシ」の放置状態となっております。
・ご依頼者様からは、進捗についてお問い合わせをいただいておりますが、上記の通り「国の対応待ち」という状況になっております。ご心配をおかけして、恐縮です。(弁護士澤田有紀)
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